未分類

テントサウナ – TENT Sauna ~ 2022年のお勧め ~

まずは、去年の振り返り。
 2021年は年始に、念願のインフレータブルカヤックAlpacka Raft)を購入して、春夏秋の3シーズンは月2くらいで、多摩川上流の奥多摩エリアでパックラフトをしていました。計10回くらい行ったのだろうか。White Water(ホワイトウォーター)と呼ばれる白波のある渓谷河川を一人乗りのゴム製カヤックとパドルで下っていきます。兎に角エキサイティング。脳内麻薬(β-エンドルフィン)が出まくります。そこそこ沈没(沈と呼んでおり、船の転覆でして、大きな岩場がむき出しになっている流れが速い川に落ちます。夏場でもそこそこ冷たく、水流が凄く強いので心臓がドキドキします (藁))します。
 朝早く車や電車で中央線御岳駅にむかい、途中の河からしか上陸できない河原で朝ご飯を食べます。シングルバーナーや食材、コーヒーを持っていっているのでちょっとしたアウトドアー飯を各自作って食べます。自然の中で食べる出来立てのホットサンドと入れたてのコーヒーは最高でした。

奥多摩の御岳からの Packrafts – Alpacka Raft

河原での朝食(ホットサンドとリンゴとコーヒー)

燃え尽きたのでしょうか。2021年年末に売ってしまいました。。。。。

そして、2022年初っ端の物欲センサーに引っかかったのは!

0. サ ウ ナ テ ン ト!

物欲センサーMAXです。
 なかなかのお値段で、キャンプ、カヤック、ロードバイク、トレッキング同様に揃えるものが多い。また、ミニマリスト(なんでも、バックパックに積める範囲で遊ぶこと。と私は定義している)の私がこんな大きなものを買う気になったのは自分でもびっくりです。山岳キャンプがベースになっている私は、キャンプに車で行きたくないのでバッグに背負える範囲内でやっていました。インフレータブルカヤック(パックラフト)も敢えて電車で行っていました。

 流石に、アウトドアサウナはミニマムにやろうとするとあまり醍醐味を満喫出来ないので、快適さと本格さ最高レベルで行こうと思います。目指せ、新宿テルマー湯ロウリュー空間です。

1. MORZH LUX

 大きな窓とヒンジ付きドアを備えた3層素材のテントサウナ。色は、敢えてTricolorを選択。
 標準タイプよりも、入り口の部分がシンプルなジップタイプになっているので、こちらを選ぶ予定。少し値が張りますが、テントでの人の出入りは温度の急激な変化と、ここで転ぶとテントやストーブにぶつかる可能性があり、出入りがスムーズなものを選ぶとよいと思います。他のテントサウナでもよく採用されている入口タイプです。
 インドア室内の潤沢な環境ではないアウトドアサウナなので、出入りを簡単にかつスムーズにできることは重要と考えました。後、色は黒が流行っておりますが、ここはTricolorにチャレンジ。

MORZH LUX

1-1. 一緒に購入したオプション 必要度: ★☆☆

COVER-VESTIBULE MORZH

サウナテントの前室 兼 着替えエリア

利用シーン
・着替え
・プレイベート空間
・荷物置き
・雨対策

などを考えると、テントに隣接している、これがあるとだいぶ便利だと思います。
わざわざ、外(アウトドア)でサウナに入るからこそ、考慮しておいた方がよいサウナ動線のスムーズさですね。外が寒すぎたり、雨が降ったり、荷物との距離感と監視など凄く重要だと思います。「ととのう」際に雨降っていたりしたら、気持ち半減です。(そもそも、雨降っているのにサウナするな)
 サウナをするだけであれば、マストアイテムではないと思いますし、他にもジャンプアップテントや本拠地テントが、この代わりになることは重々承知です。どうしても「水着」が必須なので、こういうスペースが必要という考えですね。また、基本的にミニマリストなので大きめのテントを持っていないという私ならでは考え方かもしれません。※誰とサウナ行くんだよ。

1-2. 参考

2. G-Stove Heat View XL

 チャレンジポイントなのですが、ここがこの記事を書いた一番の理由となります。
 MorzhのサウナテントとパッケージになっているINTENT社のサウナストーブでやめて、G-Stoveを選びました。アウトドアサウナを必ず成功させるのであれば、絶対にINTENT社のサウナストーブになるでしょう。しかし、直前に冬キャンプでよく使われる、薪ストーブの王様であるG-Stoveに鞍替え。自分でもチャレンジだと思っていますが、理由は、テントさえアウトドアサウナ向けで最も熱くなるという噂のMorzh製であれば、ストーブはある程度高火力のものであれば何とかなるだろう。利用用途として汎用性が低く、サウナ以外で少し使いずらそうなINTENT社ストーブはサウナに行けない時は無用の長物になりそう。という事で、サウナ以外でも普通のキャンプに使いやすいG-Stoveを選択。
 キャンプでは、料理もするし、普通に暖も取るし、サウナストーンも乗っけてロウリューしたいので、XL(大きい方)を選びました。

ジーストーブ(G-Stove) Heat View XL 本体セット 【国内正規品】 薪ストーブ キャンプ用ストーブ 調理器具 ヒーター ステンレス 折り畳み式 コンパクト アウトドア 煙突セット 

2-1. 一緒に購入したオプション 必要度: ★★★

全部で6品です。
これは、何故標準でついていないのだ?と思うくらい、独りぼっちの平原で使う以外、周りに人がいるキャンプ場では必要になります。
また、Stoveを長く使うためにも最初に購入しておくことで(購入したからこそ)メンテナンスをする癖をつけて、壊れる前に壊れないように使っていく癖をつけるためのアイテムです。道具は大事に使いたいですにょね。

 1. Stoveをテント内に設営したときに、煙突先から火の粉が飛び散りテント上部にかかることを防ぐ、スパークアレスター

G-Stove専用 [ スパークアレスター ]

※今(2022年初旬)、は多くのショップで売り切れとなり、購入できているところでも高額料金設定されている(通常、3,500円くらいであるが、高額設定時は6,400円くらい)購入できる時に直ぐに手を付けたほうがよいです。
テント内にStoveを置くことを想定している場合は、必ず購入しましょう。すぐにテント上部に穴が空きます。また、となりのテント集団から「火花がぱちぱち飛んできます!」というクレームを受けることもあるので、必ず同時購入しましょう。

 

2. 燃焼(ストーブ火力)をコントロールするためのダンパー付き煙突

G-Stove 専用ダンパー付き煙突

一般的にストーブの燃焼コントロール(=温度や火力)は、薪の量や、ストーブ入口への空気取り込み量でコントロールしますが、特に煙突式は、「煙突への上昇気流の量をコントロールして」アンダーコントロール化に置きます。熱もえんとつに凄く溜まり、ここからも多くの放射熱を出します。そのため、えんとつへの上昇気流をコントロールできるこのダンパーほすごく重要になります。なんでこの機能を標準えんとつに持たせていないのか?と疑問に思うくらい重要な部品なのでこれも必ず同時購入しましょう。

 

3. テントとの接触面でテントを守るためのメッシュテントプロテクター と 断熱布テープ

-Stove専用 メッシュテントプロテクター ロング 50cm
玄武岩繊維 断熱布テープ

これもテント内にStoveを入れる際に必要になってくる部品です。テントとの接地面にセットするプロテクターになります。かなりの温度になるえんとつとテントの接地面をこのメッシュ状の部品で空間を作ります。これだけではテントを守れず、耐熱布テープをえんとつ側に巻く必要があります。サウナをやるためには、テントとの接地面、メッシュテントプロテクターえんとつ部分だけに巻くつもりでいましょう。えんとつ全体を巻いてしまうとテント内の温度を上げることが出来なくなってしまいます。あくまでもテントとの接地面を守るためとなります。

4. 焼き付き防止潤滑剤 耐熱タイプ 潤滑剤

LOCTITE(ロックタイト) 焼き付き防止潤滑剤 耐熱タイプ 51001J

 えんとつの抜き差しにかなり苦労するので、さび付け防止かつ、スムーズな抜き差しのため、これはStove用のステンレスえんとつにはマストアイテムのようです。これがないと、鉄に比べてステンレスは熱膨張率が高く、利用後は少し膨らんでおります。また、金属が炭、タールで焼き付き、ジョイントを外すことが困難になり、えんとつ自体を破壊してしまうこともあるとかないとか。耐熱性素材なので安心です。この潤滑剤自体が発火する事例や可能性があるので、うすーーーく塗る必要があります。毒性が高いので?指サックもしくはスポンジで塗ることをお勧めします。テントや衣類にたれると終わります。また使い終わった際には拭き取りましょう。テントやえんとつの寿命を短くする可能性あります。

5. 薪ストーブ用煙突掃除ステンレスブラシ (経60mm)

薪ストーブ用煙突掃除ステンレスブラシ

えんとつ掃除用、ステンレスブラシです。持ち手が丈夫な木製。ほとんどがブラシ本体と同じ素材のステンレスで、長さもえんとつ長よりもだいぶ短いので、少しえんとつの中に腕を入れる必要があります。そしてある程度力を入れる必要があるので、持ち手はこちらをお勧めします。G-Stoveのえんとつ径が60mmです。少し大きいのでこれが使いやすか現在(2022年1月)確認中です。※このブラシの径は63mm
ブラシ自体消耗品なので、100円ショップで似たようなものを探してみるのも一つの手段です。この作業をしないと次回は使えないと思ってください!

G-Stoveのえんとつは、以下のようなサイズです、他社でオプションを購入する際の参考にしてください。

・G-stove heat view(標準)  :36.5cm × 6本 = 219cm
・G-stove heat view XL(大):46.5cm × 5本 = 232cm

・直径:6cm ※標準、XLともに
・材質:ステンレス

2-2. 一緒に購入したオプション 必要度: ★★☆

6. 本体の足が短く地面が焼けるのを防ぐためて作業がしずらいという事でXL専用 延長脚

G-Stove Heat View XL専用 延長脚

G-Stoveの脚がかなり短いため、これを付けることをお勧めします。
目的は、地面を焼いてしまう、芝生のような植物がある面では焼ききれた感じなります。地面に防火シートをひくことも想定しますが、ロウリューをする場合は、びしょびしょになるので、Stoveの下は地面の方が安全です。ビルの屋上など地面がコンクリートの場合は、シートを必ずひきましょう。
また、本体高さが低いことで、作業はとてもしずらいです。薪を補充したり、中身を確認する際に望みこむ必要があるため、延長脚があると大変楽になります。
高さが増える分、人間の脚をひっかけてStove自体を倒すことがあるので、この脚に「ペグダウン」することをお勧めします。※人間の足ではなくStove側の脚です。。。

7. Stove本体を倒れないようにチタンペグでペグダウン

Boundless Voyage テントチタンペグ 20CM

Stoveの脚に引っかかるような形状のペグ頭を選ぶとよいです。
Stove自体に足を引っかけること自体、やけどの危険性があり怖いのですが、長いえんとつが割と小さ目のStoveの上部についています。風の影響でかなりのストレスがかかるのと、それをテントの接合部分で抑えるのはテントにストレスがあります。Stoveは重たい方ですが、リスクは少しでも考慮しておきましょう。私はここのチタンペグを良く購入するのですが、目的によって長さを変えれば細さはあまり気になりません。叩き方次第はほぼ曲がらないほど強度があるチタンだと思います。そして何よりも、この頭の形状は抜く際ほぼ手で抜けます。それだけ緩い固定なのでしょうが。。。
 えんとつのスパークアレスターには、ロープを固定する穴が3つついています。ここからパイルドライバー(ランタン掛け)にロープを張って、えんとつを固定をする方法もあります。えんとつが何かの拍子に倒れない対策はしておいた方が良いです。

2-3. サウナテント用StoveとしてG-Stoveを選んだ理由

1.上に一気に伸びるえんとつ:サウナに必要な熱
2.オプションが沢山ある  :サウナ環境を作るのに必要
3.頑丈で安全       :大事
4.格好いい        :大事

この4点でしょうか。費用ですが

 1.G-Stove Heat View XL本体:59,999円
 2.
ダンパー付き煙突:4,200円
 3.
メッシュテントプロテクター:6,285円
 4.
断熱布テープ:1,290円
 5.
耐熱タイプ 潤滑剤:1,399円
 6.
煙突掃除ステンレスブラシ:1,690円
 7.
XL専用 延長脚:3,835円
 8.
チタンペグ:2,580円

合計:81,278円

INTENT製のサウナストーブを選ぶと、70,000円(送料、税込み)くらいです。オプション費用を考えると、ほぼ同じくらいの費用感。

INTENT製のストーブは、以下の点がサウナストーブとしては優位性がある点だと思います。サウナという事に関して特化したStoveを購入するのであれば、間違えなくINTENT社製でしょうか。しかし2022年以降、私がG-Stoveで快適なサウナ生活を送ることで、そのアドバンテージをなくします。※サウナテントはMorzh製・・・

 1. 側面(ポータブル左右)の対流式放熱器スクリーン
 ※これが熱量を上げる

 2. ストーブ内臓のスパークアレスター
 ※ストーブ内部に火花が上がらない仕組みが入っており、アフターバーナーも起きずらい

 3. ストーブ自体が大きい
 ※サウナストーンを置くスペースがしっかり確保されている

4. 水をかけることが全体的に考慮されている
 ※ロウリューをすること(水をStoveにぶっかける)が考慮されており、全面蓋のガラスも耐熱かつ急な温度変化(水をかける)を考慮した素材になっている

因みに、G-Stoveを使ったサウナテント系の記事はほぼ見つけられなかったのですよね。でもINTENT社製以外の薪ストーブを使っている記事はよく見るので、テント自体は、Morzhで行くつもりなので、燃焼効率が高く、煙突が真っ赤になるG-Stoveであれば大丈夫でしょう。目指せ100℃です。

3. アウトドアサウナ(テントサウナ)の道具

他にも、まだチェックアウトはしておりませんが、これくらいは揃えようと思っています。

BOSEAN一酸化炭素測定器
サウナ用の温度、湿度計
Tomerry マグネット式 ストーブ温度計
コッパーロウリュひしゃく サウナ専用
白樺ヴィヒタ サウナ ウィスク ロウリュ
コッパーロウリュ桶
サウナベンチ
G-Stove専用 パイプウォータータンク 5L
ステンレス 製 キャンプ 用 ペグ 『 打刀 』 28cm

 サウナハット、サウナポンチョ、ととのいチェア、テント内マット、後片付け系道具、などいくつかキャンプ道具と重なる部分は実際に必要度を鑑みて、都度ブラッシュアップしていこうと思います。
このサウナテントセットだけ持っていくわけではなく、日帰り、泊りのキャンプにおける、楽しみ方の1つだと思いますので、道具は重複させながら、設営と撤収の効率化と動線確保を考えていく必要がありそうですね。

そもそも荷物が一気に5倍くらいになりそうで怖いです。

 大きめテントのペグを裁いてしまったので、今回30cmくらいのペグを改めて新調しようと思い探していたら、ふるさと納税で面白いのがあったので購入してみた。形が携帯性良いが、使いずらいケースが出てきそうですが格好いいからオーケーです。

4. 予算なのですが

  • テント:80,000円~

  • テント前室:30,000円~

  • ストーブ:60,000円~80,000円

  • その他:50,000円~ ※元々どれくらい持っているかで決まる

  • 全体で200,000円くらいに収めたいが少し超える感じでしょうか。

最後に、白樺ヴィヒタ は普段使いで来そうなので、自宅のお風呂でも使ってみたいと思いました。

お勧めサウナ系サイト集:
SKYSPA:ラグジュアリーな北欧サウナを日本でも
METOS:Sauna Soppi
saunizum

コメント

タイトルとURLをコピーしました