gtag.jsライブラリーを利用して計測しているGoogle Analytics 4は1st Party Cookieを利用してユニークユーザーと、一人のユーザーによるユニークなセッションを管理しています。
ブラウザ(Google chromeやSafariのような)には、1st Party Cookieの有効期限が設定されており、ユーザーは有効期限中にWebサイトに再訪問することでCookieの保持を延長することができます(有効期限内に再訪問しないとCoookieが無効になり、新しくCookieが発行されるため、新規ユーザー、新規セッション扱いになる)
引用:[GA4] ウェブサイトでの Cookie の使用
本記事ははあまりITPには触れませんが、、ブラウザー毎のCookieについては、こちらのサイトを参考にしています。
引用:COOKIE STATUS
自社のGA4のブラウザ内訳の内容を確認し、利用されている主要ブラウザの割合を確認しておくことをお勧めます。基本的には、端末(パソコン、モバイル)の違いでブラウザの挙動が異なる事はありません。
gtag.jsによって、設定されるCookieについて説明します。
この2つです。
Google アナリティクスによるウェブサイトでの Cookie の使用 こちらの情報は少し古くGA4では、_gidや_gac_gb_<container-id>を利用していません。
developerガイドのヘルプは、同じタイトルなのですが、ウェブサイトでの Google アナリティクスの Cookie の使用 こちらのページの内容を参照すると良い思います。
②の_ga_{container-id} から分かるように、Webサイトは、セッションを測定ID毎の管理されており、複数ドメインを計測したい場合(クロスドメインの設定が必要)も、同じプロパティで計測することで、必要になってきます。
クロスドメインの設定がUniversalアナリティクスとGA4では異なりますが、GA4では、管理画面でクロスドメインの設定が必要になります。※GTMやタグによる設定が必要なくなりました。
また、サブドメインへの対応なのですが、上記のCookieはできる限り上位のドメインで設定されます。例えば、Webサイトのアドレスがblog.example.jpの場合、Cookieドメインはgtag.jsによって、.example.jpに設定されます。できる限り上位のドメインにCookieを設定することで、追加の設定なしでサブドメインをまたいだ測定ができるようになっています。
引用:gtag.js(Google アナリティクス 4) – Cookie の使用
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