太陽光パネル+蓄電池を戸建てに導入(2025年)

月間消費電力 太陽光パネル

はじめに

これから、太陽光パネルや蓄電池を導入を検討している方
とても心配だと思います。私も導入して利用するまで知らないことが多かったため、とても悔しい思いをしている部分があります。
PV(「PV」とは、Photovoltaic(フォトボルタイク)の略で、「光電効果」を利用して太陽光を直接電気に変える技術(太陽光発電)やそのシステム全体を指します)やBattery(蓄電池の事)を提案してくる業者の営業は正直、実際に自宅に設置をして使ってみて、どのような運用が最適か、どのような苦労があるなんて全く知らないと思います。これは独身の男性建築士に戸建ての設計をお願いするのと同じで、スペックやありきたりの情報で家の間取りを設計するより、実際に住んでみて・使ってみてやっと必要不必要を学ぶという考え方です。メーカー(太陽光パネルや蓄電池の)のセールスツール(シミュレーションや、導入メリットのパンフレットなど)を使って、補助金という金銭的なメリットを説明しているだけで、利用者としてのソリューションを全くもっていないと思います。彼らは「聞かれなければ、都合の悪いことは言いません。そして1年先に導入する人ではなく今月に導入する人を探しています」営業経験者であればわかると思いますが、導入タイミングはかなり重要です。そして契約する電力会社のプランや家電の使い方。など色々検討、調整していくことが多く、一朝一夕で最適な回答を出すのは難しいと思います。私はエンジニアではないので、自身で電気工事を行うことが出来ないですが、データアナリストが主業務なので、多くの情報をモニタリングして、そこから自分の目指す世界を見出すタイプです。共有できる情報は提供していきたいです。エネルギーマネージメントに興味がある人は是非お声がけください。

Status

  • 住まい:東京23区
  • 木造2階建て(2010年築)※PV導入が2025年1月なので15年目
  • オール電化(TEPCO 電化上手)
    • エコキュート
    • IH
    • エアコン
    • 洗濯機と乾燥機は別
    • バスはミストサウナ、暖房、乾燥が付いているが利用せず
  • 3人住まい(ファミリ)ペット無し
  • 角地(東・南道路)
    • 片流れ屋根(西面が高い)
    • 庭無し(パティオあり)

発電シミュレーションと実績

ちょうど2026年1月末でPVを導入してから1年経過したので、導入前にメーカーRISE.Re.RISE-G3 440〈6.44kW〉のシミュレーションと発電結果を報告します。

発電買電蓄電池からの放電消費電力売電電力蓄電池への充電入力出力導入前の発電シミュレーション(月)導入前の発電シミュレーション差(月)
2025/02/01535.9126.4214.9599.527.5250.3877.3877.350134.9
2025/03/01593.0135.2164.7512.6188.9191.4892.9892.9639-46.0
2025/04/01743.980.8135.1383.5422.4153.9959.8959.872320.9
2025/05/01725.241.4153.2336.3412.6170.8919.7919.7784-58.8
2025/06/01770.740.9163.5405.0383.7186.4975.1975.1628142.7
2025/07/01889.342.2219.9535.4366.3249.71151.41151.4681208.3
2025/08/01790.245.6208.3482.6330.6230.91044.11044.170981.2
2025/09/01614.053.5198.8428.5207.7230.1866.3866.3505109.0
2025/10/01366.679.4155.9346.978.3176.7601.8601.8477-110.4
2025/11/01361.9102.8189.9425.820.9207.8654.6654.6398-36.1
2025/12/01309.2329.797.1620.51.6113.9736.0736.0403-93.8
2026/01/01296.5289.978.9564.38.093.0665.3665.3466-169.5
合計6996.41367.81980.25640.92448.52254.910344.310344.3691482.4

総発電量[kwh]の実績は6996.4kwhでした。導入前のシミュレーションは、6914khwです。誤差は1.17%で、プラスです。流石の結果です。

しかし、私はあまり納得していません。売電を行う季節(4月から9月くらい)はプラスで、買電を行う季節(11月から3月)はマイナスなのです。ご存じのように、現在のPV+蓄電池運用は、電力会社から買電をせずになるべく自己消費(大した収益になるわけではないので売電する必要もなし)というオフグリッドの実現です。実際は、高く売れない電気を夏に売り、冬は高い電気を買っている状況で、年間通してほぼシミュレーション通りなのですが、年間通した運用成績は良くない状況です。

 これは、日々PVの運用していると感じることと同じです。「太陽光パネルで発電した電力を自家消費して余った分を蓄電池に貯めて、太陽光パネルの発電が足りない場合は蓄電池にたまった電気を利用する」という当たり前の事ですが、電力を発電、蓄電、放電、消費する際に機器を経由するするのですが、このステップが多いほど電力ロスが発生します。発電した電力はなるべく貯めないですぐに利用するというのが理想なのです。日中は就業、就学のため外出をしていることもあり消費電力も高くないのです。一方オール電化の私の家では、食事の準備をする際に最も電気を消費します。IHや電子レンジ、電気ポット、オーブンレンジなどです。熱を発生するものは書品電力が高いのですよね。この時間帯が太陽光パネルの発電時間(夏場と冬場で異なりますが)とぶつからないどうしても大きな買電タイミングになります。また起床、睡眠導入時間はエアコンを使います。この時間も同様です。唯一、エコキュートを日中太陽で出ている発電量が大きい時に沸かすようにすることができて、この使い方が最も効率的な太陽光パネルの利用方法になります。

 つまり、年間のトータル発電量や消費電力はあくまでも目安であり実際は、太陽は1日中出ているわけではないので「蓄電池に貯める、消費する」量を自身のライフタイムを考慮しながらバランスがとれた状態にする必要があります。また消費する電力はオール電化の場合圧倒的に冬の方が大きいです。一方で発電する時間や発電量は圧倒的に冬が少ないのです。これは屋根の角度にも影響しますが、冬は太陽が高くまで上がらないため、晴れで照射量が多いと感じる日であっても発電効率が悪いことが多いのも事実です。今となっては、冬の太陽の照射角度にあった太陽光パネルの設置にアレンジしたかったと思うくらいです(もちろん追加の費用が発生し、屋根への負荷も高くなるでしょう)

電気料金の変化

発電量ではなく、実際にどのような電気料金の変化があったかを説明します。

私は、2月に太陽光パネルと蓄電池を導入したのですが、4か月後の6月に電力会社を変更しています。
理由は、TEPCOのオール電化用プランである「電化上手」を使っておりましたがサービスは実質廃止され、オール電化のユーザーにとって最適なプランではなくなってきている点と、
重量料金と月額固定料金のバランスが太陽光パネル+蓄電池を導入したケースに見合っていないと感じたためとなります。

  • TEPCOEPの電化上手からオクトパスエナジー:シンプルオクトパス 2024-10 へ変更
  • 基本料金は0円、燃料費調整額は0円のプラン
  • 35.56円(31.6円+3.98円)/kWh ※3.98円:2025年の再生可能エネルギー発電促進賦課金単価

夏は売電ばかりで、買電する機会が少ないです。基本料金が0件のプランを探しました。一方で買電をするとそれなりの単価/kwhです。そして私が選択したプランは、時間による特別な料金が設定されていないプランです。中には市場連動価格の電力プランもあります。一見よさそうなのですが、市場にニーズが高い(単価た高い)時に自分も買電が必要になるのです。市場ニーズが高くないときは自分も発電量はもりもりで売電をしている時です。一見市場連動はそんななさそうに聞こえますが、逆です。

また、時間帯料金が異なるプランもあります。お昼や深夜時間帯は単価が安いというものです。これのデメリットは電気というのは必要な時に使うのであって、安い時に使うものではないという心理です。雨が3日連続で降ればどんな理想的な電力マネージメントも崩れます。寒ければ、暑ければエアコンもつけっぱなしです。今晩は手の込んだ料理をするかもしれない。旅行から帰ってくると洗濯機や乾燥機を何回も回さないといけない。お風呂も今日は3回入るかもしれない。そんな時に蓄電池に電気が溜まっていないから、今は買電単価が高いからといって使わないことはストレスでしかないので、いつ使っても同じ時間というプランにしました。
おしなべて全体的に無駄使いをしないというほうが健全です。

以下、省電力[kwh]と金額[税込み円]です。

ここでは、売電を含まれておりません。2025年2月に導入してから、売電が開始されたのは2025年9月です。7か月ほどかかりました。時期的に発電量が減ってからとなるため、機微な売上となりますが、9月は買電よりも売電の方が大きくプラスになっています。また、上記のCostグラフは、2025年6月から電力会社を変えておりますので、2月から5月まではTEPCOの電化上手の費用になっています。冬は惨敗ですね。夜間は布団に入っているためあまりエアコンやエコキュート湯沸かしは働いておりませんが、もちろん0ではありません。夜分の湯貯めでエコキュートが空っぽになった場合は明朝お湯が使えなくなると困るため夜間に湯沸かしも走ります。

詳しくはこちらまで 電気代トレンド

コメント

タイトルとURLをコピーしました